稼げる:★★
ハードル:★★
おすすめ:★★★
商品を仕入れて販売するせどり。副業として人気が高く、商売スキルを身に付けられるメリットがあります。
せどりの仕事内容
せどりは、仕入れた商品を仕入れ値以上の金額で売ることで利益を得る仕事です。
仕入れの値段に、梱包材や発送料などを上乗せして、利益を出すように値段を設定します。
商品を仕入れたら、Amazonや楽天、ヤフオク、メルカリなどで販売するのが一般的。また、このようなネットを使った販売は利益が出やすいです。
注意したいことは、中古品の売買には「古物商許可」が必要だということ。「古物商許可」は警察署に届け出をして取得します。
副業でせどりは稼げるのか
せどりを副業で行うと、月に3万〜5万円稼げます。もちろん、軌道に乗るまでが大変ですし、継続する努力も必要です。
取り扱ってる商品や市場変動によっても売上は変わります。
しかし、うまくやっていけば頑張り次第では月10万も夢ではありません。既存の顧客がついてくれるとせどりはうまく行きやすいです。
副業せどりのメリット
せどりはメリットが多い副業です。単純作業のデータ入力や配達員よりビジネススキルを学べます。
商売の基本を学べる
せどりは商売の基本です。安く仕入れて高く売るのは、昔からある商売の鉄則とも言えます。つまり、商売に必要なノウハウを学びながらお金が稼げる副業です。
もちろん、利益を出すためには商品を魅力的に見せたり、付加価値をつけたりして売る必要があります。
工夫次第で利益が出るので面白いと感じる人もいるでしょう。
結果がすぐに出るので、本業では経験しにくい経験ができます。
自分のペースで取り組める
ネットを使ったビジネスのため、隙間時間を使って作業できるメリットがあります。実店舗のように常に店番をする必要はなく、注文が入り次第対応する形になります。
本業の隙間時間や休憩時間にもスマホ一台で対応できるので、本業が忙しい方でも比較的にやりやすいです。
また、商品の数や品数など自分で決められるのもメリット。
副業せどりのデメリット
メリットの多いせどりですが、デメリットもあります。そして、始める前にデメリットを知っておくことが大切です。
失敗して辞める人が多い
せどりは失敗をして辞めるケースが多いです。
- 全然売れない
- 継続して続けられない
など理由はさまざまですが、多くの理由は売れないことです。データ入力やライターのように依頼を受けて行う仕事とは違います。
せどりは、自分の商売スキルがなければ売上は上がりません。また在庫を抱えすぎると赤字になるので、注意する必要があります。
商品によっては初期費用がかかる
せどりで扱う商品は無限にあります。そのため、扱う商品によっては初期費用がかかることも。
せどりは、仕入れの時点でお金がかかるため商品の単価が高ければ、最初に大きい出費をしなければなりません。
もちろん、売れなければ赤字なので、ブログやYouTuberより赤字の出やすい仕事です。
せどりを副業で始めるには
せどりを副業で始めるための手順を紹介していきます。せどりは仕入れて売るだけなので、非常に簡単です。
しかし、簡単だからこそ細部に注意を払っていきましょう。
販売場所や扱う商品を決める
せどりでもっとも重要と言えるのが、販売する場所と扱う商品を決めることです。需要がある商品を見定めて、その商品を買ってくれそうな場所に出品する必要があります。
最初にリサーチを徹底して行わなければうまくいきません。
また、仕入れる場所や仕入れの資金、梱包材、在庫を管理する場所なども同時に決めておきましょう。
商品を仕入れて値付け
売る商品が決まれば仕入れを行い、販売価格を決定します。仕入れの値段よりも高く売るだけでなく、梱包材や送料の費用も上乗せして価格を決定しましょう。
また仕入れた商品に付加価値をつけた場合は、より高い金額で売れます。値段の付け方で売れ方が大きく変わりますので、慎重に値付けしましょう。
出品
値段をつけたらネットで出品していきます。Amazonで売る場合は、Amazonで検索された時に上位にヒットするように考えながら、商品ページを作っていきます。
商品を魅力的に見せるために写真を撮影し、説明欄にも詳しい説明を記入していきましょう。
発送
注文依頼が来たらできるだけ早く発送しましょう。注文が入ってから梱包するのではなく、梱包の準備をしておくことも大切。
本業で忙しくても、その日のうちに発送できるのがおすすめです。
せどりで稼げるようになるには
せどりで稼ぐためのポイントはたくさんありますが、ここでは基礎的なところを紹介します。
需要のある商品を販売
何よりも重要なことは、需要のある商品を販売することです。白のスニーカーとレインボーカラーのスニーカーを比べた時に、多くの人が欲しがるのはどちらでしょうか?
市場規模が大きく需要があるのは白のスニーカーです。もちろん、供給も多いので差別化は必須。
このように需要がない商品よりは、需要がある商品を扱うのがポイント。よく市場を観察し、需要に比べて供給が少ない場所を見つけていきましょう。
マーケティングで多くの人に知ってもらう
ネットで販売するためには、マーケティングを学びましょう。例えば、Amazonで販売する場合、Amazonの検索上位にヒットした方が購入されやすいです。
マーケティングを学べば、上位にヒットさせる方法もわかってきます。Amazonで販売するなら、「Amazon マーケティング」や「Amazon 売れる商品ページ」などで調べてみましょう。