稼げる:★★★
ハードル:★★★
おすすめ:★★★
YouTubeやTikTokの人気に伴い、動画編集の需要が伸びています。2022年に副業として始めるなら、動画編集がおすすめです。
【副業動画編集者になるには】
スキルを学ぶにはYouTubeやオンラインスクール
→SkillHacks(スキルハックス)
編集ソフト
→Adobe Premiere Pro
クラウドソーシングで仕事を探す
→Lancers(ランサーズ)
動画編集の仕事内容
動画編集は、すでに撮影済みの動画をカットやテロップ、効果音などを加えて見やすくする仕事です。
企業が運営するYouTubeやYouTuberから仕事をもらうことが多いです。また、ネット広告やサイネージ広告などの動画編集を行う場合もあります。
YouTubeでよく見る編集以外にも、アニメーションや映像効果を作る仕事も需要が高く、YouTubeの編集よりも稼げます。
副業で動画編集は稼げるのか
副業で動画編集をすると、月3〜7万円は稼げます。もちろん7万円以上稼げる人もいますし、副業で10万円も可能。
しかし、誰でもできるような無難な編集だけでは稼げません。稼ぐには特徴ある編集や高度な編集技術を身につける必要があります。
また、お金持ちのクライアントを見つける力も必要。動画編集で月10万円のハードルは、結構高いです。
副業で動画編集をやるメリット
副業で動画編集をやるメリットはたくさんあります。私の副業収入のメインが動画編集なので、そのメリットを痛感しています。
動画制作の技術が身に付く
副業で動画編集していると、「こういう表現したいけどどうやるの?」「こんな編集してみたいな。」などの動画編集の技術に対して貪欲になります。
そこで勉強すれば、技術をどんどん身につけられます。もちろん、編集技術が向上すれば、高単価で仕事を受けられるでしょう。
副業が本業になるかも
動画編集の技術がついてくると副業から本業にステップアップもできます。動画編集を専門にした職もあるため、転職したり独立したりも可能です。
私の本業は、ライター業がメインでした。しかし、副業で動画編集を始めてから、動画制作全般を行うのが本業になっています。
自慢できる
「ヒ〇キンの編集、私がやったんだよ!」と自慢できる機会が増えます。(私はヒカキンの編集はやったことありません。)
私も著名なYouTuberの編集をやっているため、そのYouTuberの編集をやってるって伝えるとびっくりされます。
副業で動画編集をやるデメリット
副業で動画編集をするのはおすすめですが、デメリットもゼロではありません。
始めるまでのハードルが高い
動画編集の大きなデメリットの1つが、始めるまでのハードルが高いことです。
- ハイスペックなパソコン
- 編集ソフトが有料
- スキルを学ぶのに時間がかかる
まず、それなりにハイスペックなパソコンが必要になります。もちろん、ロースペックなパソコンでもできますが、副業で行うなら効率よく作業できるパソコンがおすすめです。
そして、編集ソフトにお金がかかります。よく使われる動画編集ソフトが、
- Premiere Pro
- Final Cut Pro
の2つ。両方ともそれなりの値段がかかります。
さらに、動画編集のスキルを学ばなければなりません。本業してる人でしたら、最低限1ヶ月くらいは学ぶ必要があるでしょう。
これらの理由から、動画編集で副業するのはハードルが高めです。
搾取されやすい
動画編集の副業は、低単価で仕事を依頼してくるクライアントが多いです。また、納品しても修正依頼を何度も言われることもあり、搾取されやすい副業と言えるでしょう。
YouTubeやTikTokなどの動画が全盛期の時代です。さらに個人で稼げることもあり、安く大量に動画編集させる悪質なクライアントも少なからずいます。
搾取されないようにクライアントを見極めることが大切です。
動画編集を副業で始めるには
動画編集を副業で始めたい人に向けて、最初に注目しておくポイントを紹介します。
パソコンと編集ソフト選び
動画編集を始めるなら、パソコン選びと編集ソフト選びは注意しておきたいポイント。
- CPU:Core i7
- メモリ:8GB
- ハードディスク:SSD
パソコンのスペックでは以上のようなものを揃えるのがおすすめです。メモリはできれば16GBあった方がいいかもしれません。
また、GPUに関しては、初心者はあまり気にしなくても良いと思います。もちろん、余裕があればGPUもハイスペックなものがおすすめ。
編集ソフトに関しては、使用率が高い以下の2つでほぼ決まりです。
- Premiere Pro
- Final Cut Pro
私はPremiere Proを使用しています。Adobe製品であるPhotoshopやAfter Effectsとの連携がしやすいので、Final Cut ProよりはPremiere Proがおすすめ。
スキルを身につける
パソコンと編集ソフトを揃えたら、編集スキルを身につけていきます。正直、動画編集はそこまで難しくありません。
本業があっても1ヶ月くらい勉強すれば、それなりに編集技術が身につきます。
スキルの身につけ方は、書籍やオンライン教材などがありますが、個人的にはYouTubeで勉強するのがおすすめです。
YouTubeには動画編集のチュートリアルがたくさん落ちています。気になる動画からやってみて勉強するのが良いでしょう。ちなみに私もYouTubeで勉強しました。
もし書籍で勉強したいなら「プロが教える!Premiere Proデジタル映像編集講座」がおすすめ。もちろん、Premiere Pro向けの書籍なので、購入するときは注意してください。
また、オンライン教材も多くあります。その中でも評判がいいものはSkillHacksです。特に、SkillHacksは副業や独立するための最短距離を紹介してくれているのが魅力。
実績を作る
スキルを習得したら、実績を作りましょう。実績なしに仕事を獲得することはほぼ不可能です。そのため、自分オリジナルの作品をYouTubeでもTikTokでも良いのでアップしましょう。
この時の注意点は、クライアントが「この人に依頼したい」と思ってもらえる作品を作ること。
「15秒のネット広告」を作りたいクライアントに、YouTuberのような動画を実績として使っても、依頼したいとは思いませんよね。
そのため、自分がどのような作品を作り、どのような仕事をもらいたいのか逆算した上で実績を作るのがおすすめです。
動画編集の仕事の探し方
動画編集ができるからと言って、自然と仕事が舞い込んでくるわけではありません。自分から仕事を取りに行かなければなりません。
クラウドソーシング
初心者ならクラウドソーシングがおすすめです。いろんな仕事が落ちていますし、どんな仕事が依頼されているのか傾向を見られます。
その傾向に合わせた動画を作れば、依頼も受けやすくなります。ただ、搾取するタイプのクライアントも多いです。見極めだけはしっかりと行いましょう。
SNS
SNSに自身の動画作品をアップすることで、仕事が舞い込んでくる可能性があります。もちろん、質の高い動画をアップし続ける必要があるため、時間がかかります。
また、SNSで「動画編集」や「編集者募集」などと検索をすると、動画編集者を探してる人が見つかるかもしれません。
搾取するタイプのクライアントもいますので、注意しつつ活用してみてください。
知人に聞いて回る
知り合いに片っ端から「動画作りで困ってる人いない?」と聞きまくるのもおすすめです。
YouTubeやTikTok、Instagramなどに動画を投稿したい企業はたくさんあります。飲食店や美容室、クリニックに至るまでSNSを活用するのが当たり前の時代です。
そのような人がいれば、「動画制作できるよ!」と提案してみましょう。意外と高単価でお願いされるかもしれませんよ。