YouTuberになりたい人もYouTubeの編集で小銭を稼ぎたい人も、YouTuberのような編集ができると嬉しいですよね。
ただ、どのような編集をすればYouTuberのような動画になるのでしょうか。
この記事では、YouTuberのような編集をするためのコツを紹介していきます。
YouTuberの動画はテレビやCMとは違い、テンポがよくアクションも多いのが特徴。そのような動画を作るためには、覚えておきたいことが多々あるので、1つずつマスターしてみてください。
YouTuberっぽい編集をするための最低限のコツ
YouTuberっぽい編集をするための最低限のコツを紹介します。
ジェットカット
YouTubeで活躍している人の多くが、ジェットカットを多用しています。ジェットカットとは、不要な部分をカットしていき、出演者が喋っているところのみを残す方法。
ジェットカットを多用すると、パッパッと切り替わりが激しくなり、見ていて飽きがこなくなります。
やり方は簡単で、人が声を発していない部分をカットしていけばOK。やり方はとても簡単ですが、手間がかかる作業でもあります。
(爆速でカットするショートカットキーとコツ)
テロップ
YouTube動画の特徴として上げられるのがテロップですよね。YouTuberっぽい編集をしたいならテロップは必須。
そして、ジェットカットとテロップを多用するだけで、なんとなくYouTuberっぽい動画になります。
また、テロップは使い方1つでものすごく印象的な演出も可能。
- テロップのデザイン
- テロップの大きさ
- テロップに動きをつける
テロップの使い方次第では、かなり印象的な動画を作ることもできます。
効果音
効果音があるとYouTuberっぽい動画に早変わります。ジェットカットにテロップをつけて、出演者が大きなリアクションを取ったときに、効果音をつけると印象的なシーンになりますよ。
効果音は多用しすぎると、逆に変な感じになってしまうため、最初は加減が少し難しいです。そのため、出演者がアクションを取るごとに効果音をつけると覚えておくと良いでしょう。
また、効果音はロイヤリティフリーの無料素材を使うのがおすすめ。以下がわたしも使っている効果音のおすすめサイトです。
BGM
BGMは動画を作る上で、重要な要素です。YouTuberも必ずと言っていいほどBGMは利用していますよね。
ただ、難しいことは、動画の内容にあったBGMの選定です。
楽しい気持ちのときはアップテンポな曲を使用して、悲しいときはゆったりとした楽曲を使のが基本。
また、出演者のアクションに合わせてBGMを切ることで、逆に印象的な動画に作ることもできます。BGMも使い方次第で、さまざまな演出が可能ですよ。
YouTuberっぽい編集をするための基礎のコツ
さらに、YouTuberっぽい動画の編集方法を見ていきましょう。この章は、さらに動画にアクションを加えたい人が読み進めてくださいね。
寄りと引き
多くのYouTuberが多用しているのが、出演者の顔にアップする編集方法。「えっ!」とびっくりしたとき、顔にアップする演出はよく見られますよね。
逆に、画面全体を小さくして悲しげな表現をすることもできます。寄りと引きは、使えば使うほど見飽きない動画になるため、YouTubeのような媒体では必須の表現方法。
色味の変化
色味の変化は、飽きさせないための方法として、使える表現です。特にヒカキンさんは、怒ったときに画面の色を赤くして表現していますよね。
レペゼン地球は、画面をモノクロにして、印象深いシーンを数多く作っています。
色味の変化は、画面に大きな印象を与えるため多用するとうざくなりますが、気持ちの表現やアクションには使いやすいです。
(動画の色味を変えて印象的なシーンを演出する)
早送りとスロー
飽きさせないテクニックとして、早送りやスローも有効。特にスローはゆっくりとアクションを見せたいときに有効なので、テレビのバラエティ番組とかでも使われますよね。
早送りに関しては、「〇〇に挑戦!」などの企画でよく使用されます。このような企画は、カットしてしまうと「本当にやってるの?」というクレームが来ることも多いため、早送りすることで、本当にやっているところを高速で見せることもできます。
(動画の速度を変更する方法と変更したときに使えるエフェクト表現)
エフェクト(合成)
動画に特殊な効果をつけることをエフェクトといいますが、その中でも動画に素材を重ねるエフェクトを「合成」といいます。これはヒカキンさんが使う集中線が有名でしょう。
集中線の中心に視線がいくので、商品などに注目してもらいたいときに使用しやすいです。
このような合成を行なうことで、YouTuberらしい編集が可能ですし、合成技術を高めていくと、さらに面白い動画を作ることもできます。
(プレミアで簡単にできる合成の方法)
いらすとやのイラストを重ねる
YouTubeでよく見るいらすとやのイラスト。これを動画内に挿入するだけで、Web動画っぽさが出ますね。
いらすとやの素材は、多くのYouTuberが利用していますし、わたしも動画でよく使います。ロイヤリティフリーで使えるので、いらすとやのサイトはお気に入り登録しておきましょう。
YouTuberっぽい編集をするための上級のコツ
上級のコツは、わたしでも難しいです。何より編集の技術だけではなく、出演者のトークやリアクションも関わってくるコツばかり。
ただ、覚えておくといざというときに使えますし、個人的には面白い動画の大きなポイントでもあります。
緩急
動画や小説、CM、広告などほとんどの物語には、「緩急」があると思っています。アクション物のハリウッド映画には、激しいアクションを展開する「急」の部分がありますよね。その反面、何気ない会話など「緩」の部分もあります。
この「緩急」はYouTube動画にも用いると良いでしょう。テンポの良い動画ばかり意識するのではなく、一息つくポイントを入れるのがポイント。
個人的には、はじめしゃちょーさんの動画は、1つの動画の中で何度も緩急がつけられているように感じます。
ツッコミ
動画に出演してる人に対して、編集者がテロップを使ってツッコミを入れる動画ってよく見ますよね。レペゼン地球は、編集者のツッコミが冴えているように感じます。
ツッコミを入れることで、視聴者の声を代弁してくれますし、まさに漫才を見ているような感覚に。テンポもよくなるので面白くなりますよね。
しかし、ツッコミの腕がないと白けてしまう可能性も。
そのため、ものすごく難しいテクニックだと思っています。わたしの動画にはツッコミを入れたとしても、仕事でYouTuberの動画編集をするときは、ツッコミを極力入れません。
エフェクト
エフェクトの代表例として、合成は紹介しました。合成は基本的に、素材を動画の上に重ねることで完結しましたよね。
しかし、ここでいうエフェクトは、テロップを揺らしたり、画面の切り替えをスムーズにしたりと合成以外のエフェクトです。
有料の動画編集ソフトには、エフェクトがたくさん入っているので、そのようなエフェクトをいろいろ使ってみることが最後のコツとして紹介したいことです。
編集ソフトに入っているエフェクトは気軽に使えますが、自分でエフェクトを作ってみたり、有料テンプレートを購入したりして、他のYouTube動画と差別化することもできます。
エフェクトの使い方次第で、他を圧倒する動画にすることも。時間に余裕があったりこだわりたい人は、エフェクトにも注目してみると良いでしょう。
(テロップを地震のように揺らすエフェクト方法)
(プレミアでできる!動画内に枠が入ってくる方法。ももちのクセが強すぎた)
まとめ
いろんなテクニックを紹介してきましたが、基本的なことを言語化しただけです。ただ、言語で覚えておくことで理解しやすいかなと思います。
何よりも好きなYouTuberをたくさん見てマネすることがもっとも動画編集をうまくする方法だと思います。